【事例】臨床工学技士の1日の業務の流れ

臨床工学技士の1日の業務の流れを3つの事例からご紹介します。職場によって多少異なるため、あくまでも一例として参考にしてみてください。

病院での日勤勤務の事例
・8時半にカンファレンス
・9時に医療機器の設定や動作の確認
・10時から13時半まで心臓の手術で人工心肺装置の操作や管理
・14時にようやく昼の休憩時間
・15時から集中治療室において手術後の患者の容態や機器の確認
・15時半からは翌日に予定されている手術の準備
・17時半に終礼と夜勤のスタッフへ申し送り
以上で一日の業務が終了となります。

病院の当直勤務の事例
・8時半にカンファレンス、血液浄化装置の設定
・9時から人工透析の治療を受けている患者の対応
・12時の昼休憩
・13時から血液浄化業務
・16時半に終礼とスタッフへの申し送り、翌日の準備
・翌日8時半にカンファレンスと申し送り
翌日の準備を終えたあとの翌朝までの時間は、夕ご飯を食べたり仮眠を取ったりしつつ緊急対応に備えながら過ごします

透析室で働く事例(日勤)
・8時半にカンファレンスを行った後、透析のための機器の準備や設定
・9時から、1人あたり約4時間の治療を行い、その間は30分から1時間おきに確認
・12時に昼休憩
・13時に午前中に予定していた患者の透析終了の対応、治療記録の記入
・16時半に終礼とスタッフへの申し送り、翌日の準備
・17時半に業務終了
上記の事例は日勤の場合ですが、早番・遅番のシフト制にしている職場もあります。